全省庁統一資格・調達情報・等級別検索サイト モニター募集
国の取り組み
中小企業庁は、令和3年度9月に官公需法による
中小企業・小規模事業者向けの入札案件の予算を
4兆8,240億円 と発表しました。
全省庁統一資格を保有する1事業者あたり、
少なくとも6479万円の予算が組まれています。
このように、毎年、国も予算付けを行い、
中小企業・小規模事業の支援に力を入れています。
初めに、入札について、詳しくない方もいらっしゃると思いますので、
当社のサービスの説明をする前に
入札についてから、説明させていただきます。
入札とは?
入札というと、公共工事のような大型な案件で、中小企業や個人事業主には敷居が高い印象を受けます。
しかし、実際はそんなことはありません。
例えば、ホームページの制作や更新、日常清掃、イベントの企画や運営、草刈、印刷物の作成、封入作業、チラシ配送、等々があります。
その他、店舗の運営、食品関係、文房具などの備品、消耗品の販売など、入札の案件には様々な種類があります。
全省庁統一資格で入札できる案件は
持続化給付金事務事業のような
数百億という大型案件もあります。
一方で、少額の入札案件であるオープンカウンター方式の
入札に絞って、仕事を得る方法もあります。
オープンカウンター方式の案件では
例えば、予定価格が
製造等なら250万円を超えない案件、
物品の購入なら160万円を超えない案件、
役務契約なら100万円を超えない案件があります。
全省庁統一資格は誰でもとれる?
全省庁統一資格とは、国の機関(全省庁)の入札に参加するための資格です。
全省庁統一資格の申請を行うと、資格審査結果通知書が遅れられてきます。
この通知書があれば、国との取引ができます。
全省庁とは、財務省、経産省、防衛省、厚生労働省、宮内庁など全省庁です。
この資格がなければ、国との取引はできません。
資格取得する費用が気になりますが、自社で行えば、ほぼ無料です。
資格取得方法はネット等に記載されておりますので、ご興味が無い方も
資格取得だけしてもいいと思います。
また、資格取得申請が面倒と思う方も、当社で申請代行を受け付けておりますので
お気軽にお問合せください。
資格取得できたら名前のとおり全省庁統一資格なので、財務省、経産省、防衛省、厚労省
など全省庁の案件を受注できます。
また、赤字企業でも個人事業主でも今年創業した企業でも資格とれます。
ただし、税金滞納してたり反社会的勢力、国内に営業所がない企業は対象外です。
全省庁統一資格の入札案件の検索
全省庁統一資格の入札案件の検索には、総務省の運営している調達ポータルがあります。
調達ポータルは、調達案件の検索の他に、企業名を指定して落札価格を調べたり、政府電子調達システム(GEPS)に連動して、入札業務(入札、入札結果確認等)、契約業務を行うことができます。
しかし、残念なことに、調達案件の検索については、事業者規模に応じた等級(A,B,C,D )の指定ができなかったり、調達案件名称のAND検索しかできなかったり、公示本文の中を検索できなかったり、不便なところもあります。
これらの不便な点を等級別検索サイトで解決しました。
全省庁統一資格・調達情報・等級別検索サイト(以下、「等級別検索サイト」という)では、調達ポータルではできない、入札までに必要な作業を一括管理することができます。
また、等級別検索サイトは、『全省庁統一資格・調達情報検索サイト』のオープンデータ機能より取得したデータを加工して等級別の検索を可能にしました。
そのため、基本的には、調達ポータルと同じ検索結果が得られます。
ただし、等級別検索サイトでは、調達ポータルで公開終了になった、調達案件も検索、及び、閲覧が可能です。
等級別検索サイトでできること
次に、等級別検索サイトの各種機能を説明します。
検索画面の検索項目を指定するレイアウトは、下記のようになっています。
調達ポータルと似たようなレイアウトで、シンプルなレイアウトで作成しています。
もちろん、著作権や意匠権等の権利関係については、調達ポータルヘルプデスクの方に事前に確認済みですので、問題ありません。
(1)等級別検索機能
等級別検索機能とは、調達情報の公示本文に記載された等級を指定して、検索できる機能です。
A,B,C,Dのいずれかの等級、及び、複数の等級の組み合わせを指定して検索する機能です。
自社の等級は、全省庁統一資格の資格審査結果通知書に、A,B,C,Dの種別で記載されています。
具体的には、資格審査結果通知書の右上に記載されています。
等級は、物品の販売・役務の提供・物品の買受の場合、
@年間平均(生産・販売)高
A自己資本額の合計
B流動比率
C営業年数
を数値化して決められます。
等級別検索サイトでは、自社の等級を指定して、検索ができます。
検索結果の公示本文をクリックすると、参加資格として、等級が記載されています。
しかし、公示本文には、等級が記載されていない場合もあるため、「等級なし」という選択肢があります。
例えば、ある公示本文には、下記のような内容が書いてあります。
入札公告次のとおり一般競争入札に付します。 なお,本件は,翌年度にわたる債務負担(以下「翌債」という。)の承認申請中であり,翌債の承認がおりることを契約の条件とする。 令和3年2月1日
支出負担行為担当官
宮内庁長官官房主計課長
中山 隆介
◎調達機関番号 008
◎所在地番号 13
1 調達内容
(1) 品目分品目分類番号 71,27
(2) 品目及び数量 三の丸尚蔵館収蔵品情報システム開発及び保守業務1式
(3) 調達件名の仕様等 入札説明書及び仕様書による。
(4) 履行期間 契約締結日から令和4年3月31日まで
(5) 納入場所
支出負担行為担当官の指定する場所
2 競争参加資格
(1) 予算決算及び会計令 (昭和22年勅令第165号(以下「予決令」という。)) 第70条の規定に該当しない者であること。但し,未成年者,被保佐人又は被補助人であって,契約締結のために必要な同意を得ている者については,この限りではない。
(2) 予決令第71条の規定に該当しない者であること。
(3) 平成31・32・33年度,若しくは令和1・2・3年度,内閣府競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」のA,B又はCの等級に格付けされている者であること。
(4) 当庁における物品製造契約等に係る指名停止等措置要領に基づく指名停止を受けている期間中でないこと。
(5) 本公告の物品を第三者をして貸し付けようとする者にあっては,第三者をして貸し付けできる能力を有することを証明した者であること。
〜略〜
この例では、公示本文を確認して、D等級の事業者は、入札に参加できないことが分かります。
等級別検索サイトでは、公示本文の内容を確認しないでも、等級の指定をすることで自社の等級に対応した案件を抽出することができます。
たとえば、総務省の調達ポータルで、60件の検索結果の公示本文に記載されている等級を確認するのに1時間かかるとすると、
等級別検索サイトで、等級を指定して検索することにより、少なくとも半分以上の時間を節約できます。
(2)調達案件名称検索機能
調達案件名称検索機能とは、 調達案件名称の指定において、 AND 検索、 OR 検索、 NOT 検索ができる機能です。
AND検索
キーワードを「 」(全角スペース)で区切って入れれば、全てのキーワードを含む資料だけが検索される AND 検索となります。
例@)役務の提供 調査・研究
OR検索
キーワードを「 」(全角プラス記号)で区切って入れれば、いずれか1つのキーワードを含む資料が検索される OR 検索となります。
例A)印刷+出版
NOT検索
含みたくないキーワードの前に「 」(全角キャレット)をつけて入力すれば NOT 検索となる。
ただし、 NOT 検索の場合は必ず他のキーワードとの AND 検索として入力する必要があります。
例B)コンテンツ^総合評価
複合検索
例@ABを同時に複合検索することができます。
例@の検索結果が5件、例Aの検索結果が10件、例Bの検索結果が15件である場合、複合検索の結果は30件表示されます。
@ABを「 」(全角スペース+全角スペース)で区切ります。
例C)役務の提供 調査・研究 印刷+出版 コンテンツ^総合評価
色々な検索ができるのは分かったけど、難しそう、と思う方もいると思います。
そんな方のために、キーワード1とキーワード2を入力して、AND,OR、NOTを選択くすると、
複合検索式ができるエクセルファイルを用意しました。
メール受信設定
★ -->